JavaScriptによるアプレットの制御

 Javaアプレットの関数は、JavaScriptからも呼び出す事が出来ます。今回の実験では、文字を表示するイメージと表示する文字列を設定する関数setStr()を持ったアプレットを作り、JavaScriptからsetStr()を呼び出して表示する文字列を変更してみました。

Javaアプレットの関数呼び出し

 JavaスクリプトからJavaアプレットの関数を呼び出すのは簡単です。アプレットにappletタグのname属性で名前をつけ、その名前と関数名を指定すれば引数付きでアプレットの関数を呼び出せます。
 例えば、引数に一つのStringをとる関数setStr()を持つアプレットseigyo.classなら、

<applet code="seigyo.class" width=288 height=80 name=ap>
</applet>

 のようにしてアプレットを配置しておきます。これで、アプレットにはapという名前が付けられたので、後はJavaスクリプトからap.setStr(arg);のようにしてアプレットの関数を呼び出せるわけです。ただし、呼び出す関数はpublicにする必要があるので注意してください。

アプレット実行例

 上がアプレットです。下の入力欄に文字列を入れてボタンをクリックするとJavaスクリプトが入力欄のvalueを引数にアプレットのsetStr()を呼び出して(ap.setStr(txt.value))、表示文字列を変更します。

 

上のHTML部品のソース

<form>
  <input type="text" size=16 name="txt">
  <input type="button" value="文字列変更" onClick="ap.setStr(txt.value)">
</form>

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