フレッツ網と固定電話

昨日夕方から深夜にかけて発生したNTT東日本フレッツIP網の大規模障害。私は、フレッツADSLの12Mタイプを使っているので、この時間帯は完全にネットから遮断されていました。最初はADSLモデムのADSLランプは点灯していたことからルータが逝ったかと思って再起動したりしても状況は同じ。何しろ、ネットに繋がらない以上は障害情報すら取れないわけですから、できることといえば自宅の通信機器やLANケーブルをいじってみる程度。その後は、もう何がどうなっているのか、わかりませんでしたね。
ちょうど翌日(つまり今日)の朝に送信予定のプログラムを開発中で、開発に必要な資料なども見れないで困っていましたが、何より心配だったのが、このまま朝になってもネット接続を回復できなかったらどうしよう、という点です。私が住んでいるのは、田畑の中に孤立している住宅団地。周囲には「ネットカフェ」などというものはありません。最悪、FOMA携帯にUSBケーブルを繋いで1MB程度のファイルを送信するしかないか、などと思っていたのですが、夜10時過ぎに回復したので一安心。

ただ、気になったのは「ひかり電話」も繋がらなくなった、という点。昨年も同じようなことがあって大問題になりましたが、緊急通信もできないというのは困りますね。何かあったとき、やはり最後の綱は「電話連絡」ですから。
私も、将来仮にネットを光にすることがあっても「ひかり電話」にはしないで固定回線も残すんでしょうね。「インターネット」が普及し始めたころの不安定、不確実性が前提のサービスに慣れていた感覚が今でも残っているせいか、IP網というものにもどこか不安を感じてしまうので……。

フレッツといえば、困っているのが電話勧誘。私の自宅がある地域も昨年Bフレッツのサービスエリアに入ったのですが、それ以降、何度も何度も何度も(以下略)はっきり断っているのに「NTT東日本販売代理店」からひかり電話とBフレッツにしませんか、などとしつこく勧誘の電話がかかってくるのです。しかも、最初は勧誘であることも明かさず「パソコンを使っている方はいますか」などと意味不明の問いかけから始めます。いい加減うんざりしている私が「何の用でしょうか?」とやや強い調子で問いかけてようやく「この度お客様の地域がBフレッツのサービスエリアになりましたので・・・」と切り出すわけですが、その時点で即座に「うちはいりません!」と電話を切る。これの繰り返しです。一体、私の地域を担当している「代理店」っていくつあるんでしょうねぇ。
まぁ、私もいつかは光にするかもしれませんが、その時は代理店など通さず自分でNTTに申し込むことにしましょうw

さて、今後に備えてオークションでアナログモデムでも探しますか。

プログラマの雑記帳