メモリ価格急落

最近、メモリ価格が急落していますね。現在、ある程度「使える」パソコンを組むとしたら、メモリの構成はDDR2の1GBを2枚、ということになるでしょうが、DDR2メモリも1GBが4000円以下で買える状態になってきたようです。先月にはCore2 Duoも大幅に値下げされましたし、夏のボーナスで新しいパソコンを組むという方もいらっしゃることでしょう(ボーナスなんて、私には関係ないですけどね)。

さらに、DDR2以外のメモリを見ても、USBメモリが4GBで6000円程度(ソーテック、4GBで5,980円のReadyBoost対応USBメモリ)、10万円程度とやや高価ながらSATAやATAで通常のハードディスクのように使えるシリコンディスク(SSD)も32GBタイプのものが出てくるなど今年に入ってメモリの大容量化と低価格化が加速してきた感があります。
大容量のメモリが「標準」になる今後、この潤沢なメモリをどう活かすか。CPUもコアが増える方向にあるので、各コアに贅沢にメモリを割り振って従来にない「凄い」処理を実現するアプリケーションが出てくると良いですね(私もそんなアプリを開発できれば良いのですが、まぁこれは機会があればということで)。

そういえば、98用の16MBメモリを7万円で買ったのは10年以上前でしたかね……。今7万円あれば、その1000倍のメモリを買えるわけです(といっても、一台のマシンにはさせませんが(^^;)。ただ、気になるのがDRAMのアクセス速度があまり変わってない点。当時も、アクセス速度60nsとか70nsとか言ってましたからねぇ。転送クロックの高速化で帯域が広がってもレイテンシが大きくなっているのは、いかがなものか。

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