ミジンコ増殖実験

私の家の近くには、「水辺」がたくさんあります。目の前には大きな沼、そして近くには小川や用水路、田圃、湿地・・・。水質はあまり良くない場合が多いのですが、水辺には葦などの植物が茂り、覗き込んでみると色々な生物もいるようです。

で、そうした水辺で小さなビンで水を掬って太陽に透かしてみると……何やら小さな生物がたくさん蠢いています。そう、「ミジンコ」たちです。良く見ると、種類も何種類かいて、意外に活発。飼ってみたら面白いかも、と思ってミジンコ飼育を始めました。
実際に飼ってみると、ミジンコは繁殖力がすごいですね。条件が良いと数日で一気に増殖します。逆に、何かの拍子に急減することもあって、この「条件」を試行錯誤しながら整えていくのが、なかなか面白い。

今のところ、以下のようにするとなかなか良い感じで増えることが多いようです。

  1. ビンに水道水を汲んで、3日ほど放置
  2. 肥料、餌として同じく3日ほど放置しておいた米のとぎ汁と金魚の餌を少し入れる
  3. 沼や田圃などから藻などが生えている緑っぽい水を汲んできて少し入れる
  4. 数日して全体が緑っぽくなってきたら、採集してきたミジンコを入れる
  5. 後は、時々米のとぎ汁や金魚の餌を入れたり、水を少しずつ交換する

この他、やや「自然」の姿からは外れますが、汲み置き水に緑っぽくなった水とイーストを入れてミジンコを入れる、というのも有効みたいですね。

ミジンコのほかにも、沼からエビ(ミナミヌマエビ?)も採集してきて水槽で飼ってます。本当は、エビと一緒にメダカも飼いたいところですが、近くでは見かけませんねぇ(探し方が悪いだけ?)。

とりあえずは家でミジンコとエビを殖やしながら、近くの「身近な自然」に生きる生物たちを眺めてみましょう。

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