memo back next ヘルマン・ヘッセ
「どこかにあるところに


人生という砂漠を私は燃えながらさまよう

そして重荷にあえいでため息をつく

けれどどこかに ほとんど忘れてしまったが

涼しく花の咲き乱れる木陰の暗い庭があることを私は知っている


けれどどこか 夢のように遠いところに

憩いの場所が待っていることを知っている

魂がふたたびふるさとを思いだす場所が

そこでまどろみが

夜と星たちが待っていることを知っている」


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