Javaアプレットでは、AudioClipにサウンドファイルを読み込む事でサウンドファイルを再生できます。ファイル形式やサウンドの再生機能に制限があるため、ちょっとした効果音程度の使い方になるでしょうが、扱いは簡単なので試してみましょう。
サウンドファイルの再生
まず、AudioClipに読み込めるサウンドファイルは8Bit, 8KHzのau形式だけです。この形式はsunのマシンの使われているようですが、独自のサウンドファイルを使う時にはwavファイルからの変換ツールやau形式で保存可能なサウンドエディタを探してみましょう。
サウンドを再生する時は、まずサウンドファイルを読み込んだAudioClipを作ります。アプレットと同じディレクトリにあるsound.auを読み込むには、
AudioClip clip; clip=getAudioClip(getCodeBase(),"sound.au");
という感じにします。後は、AudioClipのplay()で一度だけ再生、loop()で連続再生、stop()で再生停止が可能です。
サウンドの再生例
clip.play();
プログラム
アプレットのstart()でAudioClipを作成し、Playボタンでplay()します。サウンドファイルは「真赤なお尻」のサウンドファイルをT.GaitoさんのサウンドエディタWavePaseriでwavからauに変換しました。