3月16日
今日は「犠牲祭」ってことで、またまたリンクのページにアップさせていただきました!
Apoo!さんのApoo!Egypt Egypt Egypt、猫之進さんの齋藤猫之進見参!、たけちゃんのWelcome to Dubaiです。
興味のある方はリンクのページからど〜ぞ!!
ヨルダン、イスラエルの旅をされたcheeseさんから
『純子さんお薦めの「パレスチナ」は大変参考になりました。そういうことだったの!という思いです。ただ、日本人にとって理解しにくく複雑な問題ですね。
中東戦争は報復戦争のように思えてきますが、これにはヨーロッパ、アメリカの利害
が深く関わりパレスチナ・ユダヤだけの問題ではないんだな、ということが見えてき
ました。
また、「ユダヤ人とは誰か」というのも大変興味あるものでした。
ナチスドイツによって虐殺されたという経験を持つユダヤ人によって、パレスチナ人
が虐殺され追いだされ、またその悲惨なやり方のため中東戦争へ拡大していったという
ことです。そしてお互いの合意の上で土地を割譲したものではないということです。
実は私、”イスラエルは戦後2度と不幸を繰り返さないためにユダヤ人のために建て
られた国家”くらいの知識しかなかったんです』というメールをいただきました!
パレスチナ問題に関してはあっつくなってしまうので私は口を挟まないことにしますが、cheeseさんが感じたこと、とても大事なことだと思っています。
ひろみさんから
『ところで、宗教って本当に日本では、正しく理解されてないなあ、
と思います。それとゆうのも多くの新興宗教がらみの事件等の
影響なんでしょうね。正直、私も素直に受け止められない部分も
大きいです。
日本では一夫一妻が常識となって、法律にも定められていますが、
イスラーム圏で、一夫多妻が受け入れられていることをどうして、
違う文化で生活しているモノが何の理解もないまま、野蛮だと
責めることが出来るのでしょう。
お祈りをしてるときの姿って私も本当に美しいと思います。無心で
周りの雑音なんて、少しもみみに入ってないようでした。今の
私にそれほど無心になれるものって何もないなあ...と恥ずかしく
なりました。
私はムスリムではありませんが、イスラームを知れば知るほど
共感できる部分がたくさんあります。少なくとも私たちはその国の
文化や歴史に根付いた生活様式とか、もろもろを好奇や偏見の
目で見る前に理解する努力をすべきでしょう。
とゆうようなことを2/29の純子のお部屋にのっていた
イエメン帰りの恵美さんのお話を読んで思いました』というメールをいただきました。
これからの時代は、石油だけじゃなく日本はアラブにお世話になりそうです。
ビジネス上でもそういう理解は必要不可欠ですよね!
今日はイエメンの『写真屋さんの不思議』について語ります。
イエメンの写真屋さんって面白い。なにがって、写真屋さんではすごく凝った写真を撮ってくれるのだ。例えヴィザなんかに使う証明写真であっても、縁が波型になっていたり、バックまでついていて、ポーズまでも要求される。
『あ、もうちょっと、こっち向いて!いいね〜、ハイ、撮りますよぉ〜!』ってな調子である。
イエメンで撮影したヴィザ用の写真、余ったので日本に持って帰って自動車免許の書換えの時に使おうとしたら、『バックがついているのでコレは使えません』とおもむろに言われてしまった、トホホ。シリアやヨルダンのヴィザをイエメンで申請したときは「ビューティフル!」とまで言ってくれて使えたのにさー。
全く、融通がきかないっていうか、何というか。
ま、それで、写真屋さんの中は一見普通のどこにでもある写真屋さん風なのだが、よくよく見ると、もちろん、女性の写真は一枚も飾っていない。飾っているのは子供の写真ばかり、しかもすごい装飾。
ここぞとばかりのフリフリの服を着せて、バックも様々な思考を凝らしたものである。でもカワイイお顔なのでそんなブロマイドみたいな写真でも馬子にも衣装状態にはならず、なかなかサマになっていてアイドル並みである。
そのバックがとてもいろんな種類があるのが面白い。イエメン建築の家の模型みたいなのやら、滝をかたどったもの、山の上にいるように写るものなどなど、いろんなものが置いてあり、その中から気に入ったものを選べるのである。
しかもそのバックは定期的に写真屋さんでは変えられている。
いつか、イエメン建築の模型をバックに記念写真を撮ろう!!と心に誓っていたのに、日本に帰る直前に行ってみたら、もうそのバックは跡形もなくなっていた・・。ショックだった。
それから、タハリールには、いつもじゃないけど、なぜかエジプトのラクダのように着飾った馬がつながれていて、いつも、これって一体なんのため〜と思いながら通りすぎていたが、ある日、見てしまった。
実はこの馬はこれに乗っての撮影用なのであった。どうりで写真屋さんの前にいると思ったら〜〜。
イエメンでは1件しかない1時間で現像できるカメラ屋さんは、人気でいつも混雑している。撮った写真をすぐに見たいのはどこでも同じらしく、現像したばっかりのをおもむろに取り出して
「あ〜でもない、こ〜でもない」とわめきながらみんな写真に見入っている。
その写真屋さんから出てきたお兄ちゃんが、広げて自慢気に周りの人に見せていたので、ひょいと覗いてみたら、まさにの着飾った馬の上に意気揚々とまたがっているお兄ちゃんの写真だった。
馬にさっそうとまたがって、という絵はイエメンでは人気らしい。
とっても面白いのでイエメンに行ったら、タハリールに何件かある写真屋さんで写真撮影って記念になると思うので、ぜひやってみて欲しい!
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