純子のお部屋


12月17日

ジョルダンも11月27日からラマダーンが始まり、今、ラマダーン真っ最中。

でも、イエメンのようなラマダーン特有の活気があまりアンマンではなくて ちょっと残念。イエメンでは、夜中の1時頃まで、街が活気に溢れていて 一人で1時頃まで歩いていても平気だったのにな〜。

なんか、ジョルダンは、静かにソウム(断食)しているって感じ。 それぞれのお国柄があるのかな。
イード・アル・フィトル(ラマダーン明けのお祭りみたいなもん)は、どんな感じだろ??楽しみ、
去年は、その時期、エジプト行ってて、すごかったなぁ〜〜。

さて、リンクのご紹介です。

みきこさんの「ドバイ日和」です。
リンクのページからご覧くださいませ〜!!

パレスチナ、イスラエル紛争もかなり長引いているけど、パレスチナ人が多いジョルダンでは、かなりイスラエル人に対しての憤りが噴出しているようだ。

2週間の間に、在アンマンのイスラエル大使館員が2回も銃で撃たれているのだ。どちらもそんなに重傷ではなかったようだけど、ジョルダンで治療を受けた後、即刻、彼らは、イスラエルに帰されている。

そう言えば、昨日、ニュースで、あの「ムハンマド・ドゥッラ君(イスラエル兵に撃たれて、お父さんの目の前で亡くなった少年)」のお父さんのニュースを放送していた。

今、ムハンマド君のお父さんは、ジョルダンホスピタルで治療中なんだけど、ダイブ回復してきたんだって。
それで、「ジョルダン政府にとても感謝しています」と言っていた。

多くのパレスチナ人負傷者は、アラブ各国で引き受けて、いろんな国で治療を受けている。
何でも治療費は、それぞれの国が負担しているようだ。
ジョルダンでも、軍のヘリなどを使って、負傷者を輸送し、治療に当たっていると言うから、相当お金を かけているはず。
サウジアラビアなどは、かなりのお金を使って、治療に当たっているそうだ。

でも、身体は快復しても、心の傷は一生消えないだろうなぁ。

ところで、私は、ジョルダン人とパレスチナ人の顔の区別がつくようだ。

ここで言う、ジョルダン人とは、もともとのジョルダン人のことで、ジョルダン国籍を持つパレスチナ人のことではない。そして、パレスチナ人とは、もともとの出身がパレスチナの人々を指す。

この前、タクシーに乗った時、タクシーのおじちゃんが、

「君は、どっから来たの?」

「日本だよ」

「ふ〜ん、オレは、日本人も中国人も韓国人もみんな同じに見えて、さっぱり区別がつかないや」

「あ、そう?まぁ、日本人でも間違えることあるからね。でも、私、パレスチナ人とジョルダン人の区別つくよ」というと、おじちゃんは、驚いて、

「へ〜え、じゃあ、オレはどっちだと思う??」と訊くので

「う〜ん(としげしげとバックミラーに映ったおじちゃんの顔を見てから)パレスチナ人」と答えると、残念そうな顔をして、

「い〜や、違うよ、ジョルダン人さ」と答えた。

「あ、そうなんだ」と私もちょっと残念だったけど、すぐにおじちゃんは、パッと明るい顔になって

「いやいや、冗談だよ。君は、頭いいね。オレは、パレスチナ人だよ〜〜」

なんだ、試したのね。やるじゃん、おじちゃん!

ちょっと口では説明しがたいけど、顔つきが何となくジョルダン人とパレスチナ人では違うのだ。
たまに、判らないことがあると、エジプト人だったりする(ジョルダンには、沢山のエジプト人が働きに来ている)。
イエメン人は、すごく判りやすい顔つきだし、エジプト人も特徴あるし、それぞれの国でちょっとずつ違うみたい。面白いね。


前のがみたいよ〜ってな方は こっち