10月31日 学校の授業で『男女の平等について』っていうディスカッションがあったんだけど、私を除いて、イギリス人5人が途中から英語で大討論を始めちゃって、私一人がボ〜ゼンとしてて、先生のマハー(24歳、独身)も『あんたたち、ちゃんとアラビア語でしゃべりなさ〜い!!』って言葉もむなしく、英語の討論会と化してしまった。ふ〜。イギリス人って言っても、3人は純粋なイギリス人でクリスチャンなんだけど、2人はインド系とパキスタン系のイギリス生まれでこの2人はムスリム。しかも、毎日モスクへいってお祈りするし、「カートなんかハラーム!!」って豪語するほどの真面目なムスリム達。
10月28日 イエメン人(特にサナアニー)は英語って全くといっていいほど通じない。ホテルとか観光地とかでは通じることが多いけど、それはホンの一部で大抵はタクシーの運ちゃんも、ダッバーブのおじちゃんも、スークのおじさんもスーパーの店員さんだって通じない。だから必然的にイエメンで生活していくにはアラビア語を話せないと何にもできない。
10月23日 やっと休みで嬉しい〜〜!新しいクラスのイギリス人5人衆は、すでに大学で1年間アラビア語を勉強してきているので私よりもずっとアラビア語ができるのに、なぜかそういう人達と一緒のクラスになっちゃって、毎日、彼等に遅れないよ〜についていくので精一杯。ハッキリいって落ちこぼれジョータイなの。だからがんばんなきゃいけない。今まで以上にた〜いへんで非常に疲れてます。 よもぎさん から『ちゃあさん の「カタールを語る」読ませていただきました。ナンパの話、おもしろかったです。電話番号のメモを落としたり、ちゃんとしたボードを掲げたり、なんか、和歌を贈って思いを伝えた平安時代のような優雅さを感じますね。電話料金が無料というのも初めて知りました。二カーブやヒジャーブで顔を隠し、髪を長ーくした女の子たちというのも平安時代の貴族の女性を彷彿させます。決して古いとかいう意味ではなく、優雅さを感じたのです。しかし、子連れのお母さんはお化粧バリバリで太ってしまうというのは、結婚前はよほど我慢しているのでしょうか。気持ちはわからないでもない気もしないでもない・・・』というメールをいただきました。ありがとう〜!平安時代のような感じというのは、今まで思ったことがなかったのでこの感覚はとても新鮮でした。 さて、隣人Bの家に招待されたときのことです。そこの家はお父さんが亡くなっているが、元外交官で日本にもいたことがあるという家。私のことを通りで見かけて、「日本人と話たい、ぜひ、家にお昼を食べに来てくれ」と言われたので、遊びに行くことになった。昼食は牛肉とピーマンのチンジャオロース風、ゴハン、インドネシア風サラダ、モロヘイヤスープをいただいた。イエメン人の家庭でこういうインターナショナルな食事は始めてだった。なにせ、日本から送られてきたおせんべいをいつも遊びに行く隣人Aにおすそわけしたのだけど、「ま、まずい・・・」って顔をされて一口以上食べてくれない。それにノリつきのしょうゆせんべいだったんだけど、そのノリがなんだか判らなくて、それをはがして食べようとしていた。「それも一緒に食べるんだってば〜」って言ったら、「コレって何??」って聞かれたんだけど、「海草」ってアラビア語しらなかったので「海にあるやつ」などと言ったら、ますます???ってな顔されてしまった。そしておそるおそるノリだけを口にしたんだけど、味がついてないやつだからまずかったみたいで、「まず〜」って顔されちゃった。それに隣人Aはサナアからでたことがないので「海」というのものもよく知らない。黒い物体だし、ペラペラしてるし、きっと、「なんて不気味なもの〜!」って思ったに違いない。
10月20日 学校の授業で何かテーマを考えてストーリーを発表するってのがあったんだけど、ロミオとじゅんこ2と一緒に行った温泉の話、題して『日本の温泉』ってな話をしてついでに、ロミオからイエメンに出発前日に貰った写真を見せたら、バカ受け!すっごく面白かったとイギリス人5人衆に言われました。改めてロミオありがとう!ところで、お〜い、ロミオ生きてるかぁ〜〜??? 今日は、ご紹介したいメールばかりを集めてみることにしました!cheeseさんから『サブリの件の純子さん,すごいですねエ.そしてカッコいいですねエ.外国で暮らすには現地で喧嘩をするくらいにならなければ暮らしていけない,なんて聞きますけど。でも純子さんの場合とっても険悪な状態に感じられないんですよね。HPに出ているもの全部読ませてもらいましたが,なんていうのかその状態を楽しむ余裕といったらいいのか,底辺に流れているのが大らかなんですよね。これは外国で暮らすに必要なことなんじゃないか,と「純子のお部屋」を読みながら思いました。』とのメールをいただきました!ありがとう〜(うるうる)サブリの件では素敵な健さんもおびえる健さんになってしまったよ〜なので、コレをイキオイでアップしてしまったのは、ちょっとだけ後悔してしまいましたが、cheeseさんのように思ってくれる人もいるんで一安心です。ま、サブリとのやりとりは、英語だったからああいう風に言えたよ〜なもんで、これが不思議と日本語じゃ〜言えなかったと思う(←ちょっと言い訳)それから『海外旅行をしていると宗教,民族に関わる戦争について考えさせられます。そして宗 教・民族の歴史を見ないで現在の問題を考えることは不可能だということ,また国が隣り合っていると平和の守り方も日本とは違うんだということも理解できます。日本は単一民族で島国なので統一しやすい国なんだなア.』という意見もいただきました。ホントにそのとおぉぉりでございます。これは私がいつも思っていることです。だから今、イスラエルに行ってみたいけど、行くのはアラブをさんざん廻った最後にしたいと思っているのです。だって、イスラエル(パレスチナ)は、私にとっては簡単に行ってはイケナイところなんですよね。歴史も知らずして行ってしまっては半分も見てこれないと思うし、もっともっと勉強してから行って見たい国です。 美奈さんからは、『あの「純子のお部屋」のスペインに行ったさとみんさんのお話。よく判りますね。私もいろいろな所に観光へ行ったけど、色々な国はそれぞれ、見るべきところを見て、感動して帰って来ましたが、イエメンは友達に「どこがそんなに良かったの」と聞かれても答えに窮していましたもんね。「兎に角、人が良かった」っていうのが、実感できたのは、イエメンが初めてだったもんで。旅行って、知識とか感動だけでなく、何て言うか心の奥底の方の人間的な部分を気付かせてくれる(あ、いや、元々持ってなかったかも知れないから、発見したと言うべきか)ことをイエメン旅行で初めて悟りましたねえ。なんちゅうか、ちょびっと世間や人が優しく見えるみたいな・・・』というメールをいただきました!そうだね〜、私も「イエメンのどこがいいの?」とか聞かれても、「う〜ん」って一言では答えられないんですよね。私は、旅先の遺跡や建築物を見るのも好きだけど、そんなに後に引かないっていうか、やっぱり、さとみんさんも言っていたよ〜に『人』でしょ〜ね。それにしても、美奈さんが、人間的な感動を初めてイエメンで悟ったんですね!やっぱ、そうでしょ〜?
きおしげさん から『10月16日のhpにじゅんこさんが書いてあったこと、なんかこころにちくって来ました。はじめは確かに行ってないところへ行ってみたいって 好奇心が大きかったんだけど、いつのまにかあまり日本人が行ってないところへ行くって言う、他人とは違うって優越感そんなものが大きくなっていたかもって思います。おれもあなたが嫌いな成り上がりバックパッカーのひとりかも。旅慣れてきて、チョット思い上がっていたかも。原点に戻んないとね。大切なものなくしちゃうよね。ありがとね。反省です。』というメールをいただきました!結構言いたいことバンバン書いたので、怒りのメールが来るかも〜(←結構小心者??)って思っていたのですが、きおしげさんみたいに、「ありがとう」と言われるのはめちゃくちゃ嬉しいです。私こそありがとう〜! ただしさん からは、『はじめまして、私はアラブの事について勉強している者です。アラビア純子さんのホームページの写真のいくつかを学園祭に来る人たちに見せてもかまわないでしょうか?実は今度、学園祭でアラブの食について発表するのです。いくつかの資料を集めたのですが、アラビア純子さんの写真が気に入ったのです』とのメールをいただきました。アラブのことについて勉強している方へのご協力は惜しみませんです!どれでもいいから気に入ったものをお使いくださいませ〜!!それにしても、学園祭で私の写真・・・ちょっと恥ずかしいですけど、自分で今は見に行けないのが残念ですね。誰か学園祭で私の写真を見かけたぜぇ〜ってな方はご一報を! |
前のがみたいよ〜ってな方は
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