11月20日 イラクの件でクウェートに渡航延期勧告がだされたらしい。イエメン人は『アメリカ、ムシ・タマーム(良くな〜い)』って言っている。まぁ、イエメンはダイジョーブでしょう、インシャーアッラー。 さて、さて、あの結婚式で浮かれまくっていたトフィックに久しぶりに会った。私は『トフィックのその後』に興味があった。あの浮かれぶりはもう続いていないけど、未だに新婚ホヤホヤのせいか、仕事が終わる時間になるとソワソワしている。「待ち合わせでもしてるの?」って聞いてみたら、「うん、ショッピングに行くんだ」って嬉しそうに答えていた。
11月16日 いやぁ〜、試験明けの休みに突入したのでバハレーンにちょっくら行ってきました〜!バハレーン編はそのうちアップしたいと思いま〜す!フフフ、実はバハレーンではあの、採れ野さんにお会いしちゃいました。前々からせっかくお互いアラビア半島にいるんだから、いつかお会いしませう、インシャーアッラーと言っていたのですが、ついにお会いすることができました。採れ野さん、お疲れさまでした〜!それにしてもイエメンとクウェートに住む二人が第3国のバハレーンで会うとはなんとも『採れ野さん』と『アラビア純子』らしいね。 というワケでメールのお返事がかなり遅れてます、ごめんなさい。 さて、嬉しいメールをたけしさんからいただきました。『じつは純子さんのHPを見ているうちに、日本で、インターネットや本でしか世界と接していない自分がもどかしくなってきまして、とうとう初の海外旅行に行くことにしました。行き先は、残念ながらイスラム圏ではなく、仏教圏のブータンという国です。海外は初めてだったので、本当に大きな感激の旅となりました。最初のうちは、言葉がろくに通じないので不便を感じていましたが、でも、言葉が通じなくても気持って伝わるものなんですね。純子さん、私に海外に行く勇気を下さった、あなたとあなたのHPに心より感謝します。ありがとう。』私のHPで初の海外旅行に挑戦できたなんて私も何だかとっても嬉しいです!私こそありがとう!! グニコさんからは『私は今学校の卒業研究でサウジアラビアの文化などについて調べています。そこで、純子さんのホームページを拝見しました。今年の2月から2ヶ月間イギリスの語学学校に通って、初めてアラブの人々と出会いました。そして、とてもアラブの方は女性を大事にしていることを知り、驚きました。なぜなら、今まで学校の授業で習った一夫多妻制について勘違いをしていたからです。そして純子さんのホームページを見て、さらに知ったことが多く、またたくさんの驚きがありました。授業で一夫多妻制を教えられましたが、それが何のためにあるのか、アラビア人にとってどうして必要なのかを、教えてもらえなかったので、ほとんどの生徒が、かってにこういうものなんじゃないか、とそれぞれに解釈したのだと思います。それで今でも多くの人が、勘違いをしているのではないかと思います。ただ、一夫多妻制という名前と、アラブの男性は複数の女性と結婚できる、ということしか、知りませんでした。それから、私が純子さんのHPを見て初めて知ったことは、一夫多妻制が女性と子供を守るためにあるのだということや、宗教上の法律も女性を危険にさらさないためにあるものだ、ということです。イギリスでの授業では、女性の医者がいる(女性も職を持てるのだということ)を初めて知り、今まで偏見を持っていた私は、それがなくなり、同時にサウジの人々に申し訳なく思いました。今回卒業研究をする機会があり、それを同じ学科の生徒に発表できるということで、この機会に多くの人に知ってほしいと思いましたので、サウジアラビアの文化というトッピクにすることにしました。英語での発表なので、すこしくろうしていますが、みんなに本当のことを知ってもらえるように、がんばります。』というメールをいただきました。英語での発表は大変だと思いますが、ぜひ、頑張ってください!サウジアラビアはまだまだ未知の世界だし、誤解もたくさんされているのでこれを機会にぜひ他の人にも知って貰いましょう。応援していま〜す! cheeseさんからは10月28日の「純子のお部屋」に対してこんな意見をいただきました。『いつから始まったのかわかりませんが,テレビでタケシの「日本人のここがオカシイ」という番組があります.日本在住の外国人がスタジオに集まり外国人から見た日本のオカシイ面を出し討論する(ほとんど討論になっていない)というものです.そこが可笑しい.昨日この番組があって,韓国人の女性が「キムチくさい.国へ返れ」といわれショックを受けたとか,アフリカ系の女性が肌の色でイヤなことを言われたとか出されていましたが,この出場者の中のアフリカ出身の男性が,「日本よりヨーロッパの方がよっぽどヒドイ,日本はまだおとなしい」というようなことを言っているのを聞きながら「純子のお部屋」のクリスチャン対ムスリムの関係を思い出しました.「この根本となっているものはもちろん、宗教がすくなからず関わっているんだと思うと、宗教心が薄い私には到底理解できないものがあるんだろ〜なって思う」と書かれていましたが,これには白人対有色人種というのも関係していませんか.白人優位というものです.差別や偏見というのはとても厄介なものですね.それに歴史や宗教が加わると一筋縄ではいかない根深いものがあるんでしょうね.私の周りでは,中国の留学生から「日本人はアメリカ人に弱い.同じことをしても私達は咎めれるけどアメリカ人には何も言わない」とか韓国の学生から「日本人はアメリカ人が好きでしょう」と直に言われ,もちろん私の考えは言いますが,実際にそういう態度を取る日本人が多いのだと思うとなんとも言いようがなくなってしまいます.「日本はアジアか?」とアジアの人達に言われているようですが,私は絶対アジアだと思う.生活様式がウエスタナイズされてもアジア(日本)の精神構造から抜けられないと思っています.これは,海外旅行をして感じたことです.』
11月6日 いやぁ〜、今週は大きなテストがあってとっても大変だったわ〜。テストがあるって知ったのが日曜日、テストは水曜日に行われる。が〜ん、もう3日しかないじゃんって思ったけど他のクラスメイトはみんな水曜日にあるって知っていた。ど〜して私だけが知らないのよぉ〜って思っている暇もなく3日ほど死に物狂いで勉強した。久しぶりにすっごく勉強してしまった。その甲斐あって結果はぬわんと100点中78点。6人中、真中の成績。大学で1年勉強してきている彼等にまじって落ちこぼれだった私としては上出来のできだった。嬉しすぎるぅぅぅ〜〜〜!! クラスメイトのイギリス人のジェィミーのお父さんがサウジからやってきた。そのお父さんから面白い話を聞いた。第二次世界大戦が終わってイギリス軍が帰国するって際にみんなエジプトに寄ったそう。それで、当然の如く、イギリス兵はエジプトで女探しに明け暮れたという。その時にイギリス兵が唯一しっている「女」って言葉が『ビント』だった。この『ビント』はアラビア語では『少女、娘』って意味なのだけど、同時に結婚していない「生娘」ってな意味でも使われているみたい。まぁ、それで、そのイギリス兵達はエジプトでタクシーのおじちゃんに『ホェイン・ビント??(女はどこだ?)』って聞きまくったらしい。その『ビント』という言葉はイギリス兵達によってそのままイギリスへと海を渡っていってしまった。
だから未だにイギリスではその年代の人は『ビント』という意味を解すると言う。つまり、イギリスでは『ビント』は、『EASY GIRL』って意味で使われているらしい。
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前のがみたいよ〜ってな方は
こっち