99年2月25日(木)から28日(日)までの3泊4日、マカオ−香港旅行。 25日 仙台から、ドラゴン航空の直行便で、香港まで飛び、ジェットフォイルでマカオへ。 仙台は氷点下3度で雪が降っていました。香港は25度、マカオは23度。マカオ泊 (はじめて直行便に乗ったが、飛行機が小さいところは、ガマンガマン) 26日 マカオ観光 夜はカジノ。マカオ泊 27日 午前中に香港へ。香港泊 28日 午前中に仙台にむけ出発。14:10には、仙台空港着 |
水中翼で浮いて走るジェットフォイル(左)。マカオのフェリータミナルの出発風景(右)
ジェットフォイルは、席があいていると、次の出発時間のチケットでもどんどん乗せてしまいます。うかつにも、予定より早い船に乗せられてしまい、待ち合わせより早くつき、若干動揺してしまいました。
席は、指定席になっていて、飛行機のようにシートベルトをしめるようにいわれます。ところが、出発するとすぐに、車掌さん(?)のようなおじさんが、メニューを片手に、注文をとってまわります。私は、ビールをたのみましたが、カップラーメンも人気で、結構売れていました。一応、国外なので、免税のたばこも売っていました。
突然、日本語で案内が流れました。普通は、中国語と英語なので、なんだろうと思うと、「宝くじ」のような麻雀くじの案内でした。くじを購入して、所定の場所を何個かこすると目がでてきて、あたりはずれになるのです。日本人は、よっぽど博打好きと思われているのですかネ。(それ以外の日本語の案内はありませんでした。)
マカオは、旧暦でお正月をするそうです。年中無休なので、交代で休みをとります。
市内は、電飾で飾られ、ホテルの入り口なども、お正月の雰囲気でした。全然期待もしないで行ったので(予習不足ですが)驚いたのと少しもうけた感じでした。
この不景気に(香港の夜景も、ネオンが減っているといっていました。)市内の道路一杯の電飾するなど、誰がスポンサーかガイドさんに聞いたところ、なんでもカジノの社長さんが、スポンサーなんだそうです。
マカオには、税金はなく、カジノのあがりで運営しているとか、8個所あるカジノは、全部83才のこの社長(奥さんが6人もいて、ペンニャ教会にのぼる坂の脇のピンクの建物がその6人の家だとか)のものだとか、つぶれたヤオハンを買って、ニューヤオハンにしたオーナーは、同一人物のカジノの社長なんだそうです。自分の利権を守るためにも、マメにしているそうです。
漢字で表記してあると、意味がわかる気がするので、なんか直接的すぎて違和感がありますが、新年のあいさつは、どこに行っても、「恭喜発財」でした。景気が良くなりますようにという願いが入っているような気がします。この写真の袋は、マカオのフェリーターミナルのインフォメーションでくれた「大入り袋」のような縁起袋です。
だいたい、マカオのお寺というと、マカオの名前の元になった、媽閣廟(マコーミュウ)が有名ですが、お寺としてみるなら、観音堂がおすすめです。右の写真は、マカオ博物館の中に展示されていた模型ですが、このように複数の棟があり、線香を買ってお参りしてみるのもおもしろいです。
和尚さんが、代々300年もかかって作り上げた、福禄寿の盆栽もめずらしいです。没後四十九日までは一日3回、好物をお供えする習慣があり、代行するしくみまであるとか、かとり線香のように天井からさがった永年香の行列とか、ひとあじ違うマカオがあります。
煙の上がっているところは、爆竹が奉納されているところです。
紐につるされた、何万発の爆竹が順に爆発していきます。中国の観光客など奉納するそうです。
右の写真は、爆竹場に山となった爆竹のカスです。いかに大量に破裂させているか、わかると思います。
この向かいの海事博物館もおもしろいし、そこからでているクルーズもいい。対岸が中国で、国境警備艇もすぐ近くにいる。
準備に10年。3カ国語や4カ国語で、表示のついた、充実した博物館です。聖ポール天主堂跡の脇に出入口があります。ここにも、カフェコーナーがありました。展示をみながら、上の上っていき、一番上が砦にでることができるようになっています。聖ポール天主堂の詳しい説明は、備え付けの電話で日本語で聞くことができました。
ポルトガルの各地方別に民族衣装とワインが展示されています。こんなに、整理された展示はポルトガルにもないのではないでしょうか?(わかりませんが)もちろん、試飲コーナーもありますが、各地方の特色とワインを勉強するなら、おすすめです。今回時間が少なくゆっくりできず、残念でした。この建物にグランプリ博物館もあります。
24時間眠らないカジノ場。
内部撮影は禁止なので、残念ながら、あの雰囲気は写真抜きで。
持ち物チェックをうけて、会場内へ。カメラが入っているバックには、カメラ禁止シールが貼られます。
体育館より広い感じの会場に多くの台と人が、集まっています。17:00ころ行ったので、すいている時間帯でしたが、どの台も人が鈴なりでした。
観光客の9割は、中国本土からの団体客。カッコいいお姉さんも、100ドルチップを10センチくらいの高さにもち、掛け続けていました。絨毯敷なのに、タバコを投げ捨てるお客、間髪入れずにちりとりに入れるボーイさんなど、人をみているだけでもあきません。
私は、大小をやりましたが、大・小は、3個のサイコロの出た目の合計の勝負で、11以下が小、12以上が大、ゾロ目は親の勝ちとなっています。このゾロ目が結構くせもので、いい巡りになると出てきます。確率的には同じですが、ゾロ目の頻度はイメージより高い出現率になります。大小の欄で勝っても掛け金の倍にしかなりません。もうけるのは、出た目の合計をあてた方がいいです。合計9にかけると、6倍とか、18にかけると20倍?だとか決まっています。大小の最小掛け金は50ドル、合計数字は20ドルから始められます。チップをあらかじめ買わなくても、現金でかけることができます。あたると、かけた現金ともうけた分をチップでくれます。
ひき際がかんじんで、その日は、1時間程度で勝ち逃げしました。記念に両替しないで、10ドルチップを持ち帰りました。100ドル(1600円くらい)もあったのですが、さすがにもったいなかったです。チップだけでかけているとお金の感覚もマヒしてはまっちゃいそうなので注意してください。