武　田　　久 　

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「二紀会」を中心に　抽象油彩画や具象作品のみならず幅広い芸術活動を展開し、また美術教育者としても足跡を残した洋画家　武田　久の回顧展を記念して作られた作品集の一部を紹介。
　作品の一部（特に抽象油彩画など）は 大川美術館、東京国立近代美術館、栃木県立美術館、 香川県立ミュージアム、宇都宮美術館、足利市立美術館、 さくら市ミュージアム、那須野が原博物館、東北大学 等に収蔵されている。(2021年3月)

　

武 田　久　遺作展（桐生）

 一一生命の絵画空間一一

大川美術館
2002年4月2日〜6月2日


武田　久　回顧展 （宇都宮）

一一その幅広い創作活動の軌跡をふりかえって一一
1996年10月29日一11月4日 宇都宮市文化会館
主催：
瀧の原パレット会
後援：
栃木県立宇都宮高等学校同窓会
栃木二紀会
下野新聞社
栃木県文化協会

ごあいさつ

　このたび、故 武田 久先生の三回忌を迎えるにあたり、パレット会の主催で先生の回顧展を開催することになりました。 　先生は、二紀会を中心として活躍し、多数の抽象絵画大作および小品を生み出す一方、バレエ衣裳・舞台装置の創作、校章デザイン、壁画制作、新聞および書籍のイラストレーションあるいは連載小説挿絵の執筆など、実に幅広い芸術活動を展開されて来られました。また同時に、長年、栃木県立宇都宮高等学校の美術科教諭として、さらには文教大学教育学部講師として、県内外に数多くの優れた美術指導者を輩出させて来られました。 　この回顧展を機に、武田先生の研ぎ澄まされた美の感性とその画業の全貌を御回想いただければ幸いに存じます。

主催者　瀧の原パレット会*
（文責：日本美術院　杉山寒月）

*「瀧の原パレット会」は、大正4年（1915）に「パレット会」の名称で、主に宇都宮高等学校の同窓生および教職員をその会員として発足した美術家ならぴに美術愛好者の団体で、非定期的に美術展覧会を開催している


作品集表紙
27.5x 22.5cm, 216 ページ
監修 : 斎藤誠治（Member of the National Sculpture Society)

作品集目次　Contents　（ 全216ページ ）

プロフィール　Profile
展示作品の概要　Outline of exhibited works
武田　久の美術観　Hisashi Takeda's View of Art
絵画　Paintings
・油彩画(抽象) Oil Paintings (abstraction) (1950-1969)
・油彩画(抽象) Oil Paintings (abstraction) (1970-1990)
・油彩画(具象) Oil Paintings (realism)
・水彩画　Watercolors
・ペン画　Pen Drawings
・素描　Drawings
デザイン　Designs
バレエ衣裳・舞台装置　Ballet Costumes/Stage Sets
・校章、シンボルマークInsignias/Emblems
記念品　Commemrative Items
壁画　Murals
出版物表紙　Covers for Publications
パンフレット・リーフレット Pamphlets/Leaflets
包装紙　Wrappings
イラストレーション Illustrations
童画　Pictures for Children's Story
書籍挿絵　Book Illustrations
新聞小説挿絵　Newspaper Serial Novel Illustrations
新聞掲載カット Drawings for Newspapers
随筆および記事　Essays
随葦（新聞・雑誌） The Artist's Essays
評論記事　Critical Essays by Newspapers
補遣　Appendix
追悼文　In Memory of Hisashi Takeda
武田　久　年譜　Cronological History


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