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メモ
扉を押し開けた。
まぶしさに目が慣れたころ、それ程の快晴でもないことに気づく。
いや、むしろ今にも雨が降り出しそうな曇り空だ。
水分を含んだ空気は足どりをいっそう重くさせる。
静かな庭である。
この庭の中では鳥さえも飛び立つことが出来ない。
下へ下へと沈みつつあるようなそんな気分になる。
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